製造工程Manufacturing Process

人の手だけが作れる自由を

マニュファクチャリング。工場制手工業。
寿山のあらゆる製造工程には、人の手が加わっています。
ひとつひとつ、ほんのわずか異なる表情を楽しめるのはもちろん、
サイズ、形、色、数量などのすべてにおいて、自由度と汎用性の高いものづくりを実現しています。

  • 土

  • 釉

  • 形

  • 焼

  • 美濃地方の粘土を中心に、遠い所は岡山県の陶石を使い、あえて12種類の長石・粘土・陶石・シャモットを混ぜています。
    土本来の質感を損なわないように、粗いシャモット質の粒度にして、調合・粉砕・混水・混練を自社で一貫生産。寿山窯 丸仙化学工業所だけのオリジナルの土を使用しています。

  • 伝統的な織部釉から近代的な金属釉まで、他のメーカーにない特殊な色合い・風合いを出すことができます。焼きむらの出る窯の焼成方法をとっておりますので、まったく色むらの無い商品は出来ません。

  • 陶器

    陶器の製造方法は、古来よりかわらぬタタラ製法と水ゴテ製法を採用。土の質感、そして手作り本来の持ち味を生かした器を創作しています。

  • タイル

    タイルの製造方法は、土練機による湿式押出し成形を採用。約450アイテムある金型からやわらかい粘土を押出して特殊なタイルを製造しています。

  • LPGガスによる1300℃の高温焼成で40時間じっくり焼き上げています。還元焼成と酸化焼成のちょうど中間の中性焼成を採用し、そのため窯内部の温度差による焼きむらが生じることから、焼物本来の色合い・風合いを出すことができます。